字というのは、細部まで観察できるようになると、上達していきます。
細部まで、というのは例えば、
・点画と点画が交わった時、どちら側が短くて、どちら側が長いのか
・点画と点画が接する時、完全にくっついているのか、完全に離れているのか
・その横画は、上にふくらんでいるのか、下に反っているのか
・どの空間が等間隔になっているのか
など。
そもそも観察ができないようでは、意図的に表現することはできません。
「たまたまできちゃった」では、ダメなのです。
観察ができるようになったら、次はそれを表現してみます。
この表現というステップが一番難しい。
頭では理解できているのに、体が追いつかないのです。
でも、これも時間の問題です。
表現したいものが明確であれば、それに向けて何度も試行錯誤し続けていけば、いつか表現できるようになります。
そのときに大切なのが、”表現できたときの感覚を忘れないようにする”です。
その感覚を再現する精度が高くなればなるほど、つまり上達していくということです。



