教室を始めて2年ちょっと経ちました。
人に指導する上で、何が一番大切なんだろうなぁとずーっと考えていましたが、ようやくなんとなく見えてきた気がします。
それは、その人にとっての処方箋を提供することです。
その人だけに効く、その人専用の処方箋。
人によって、書の上での抱える悩みというのは千差万別で、どこで悩んでいてどこでつまずくのか、というのが違います。
私が生徒さんに教えたいことは全て同じ内容なのですが、その内容を人によって、
・時には噛み砕いたり
・時には遠回りしたり
・時には近道したり
・時には逆の方向から訓練してみたり
など、到達したい結果に至るまでの過程を微妙に変化させる、これがその人専用の処方箋になるわけです。
次に問題になってくるのが、その処方箋の精度です。
私の感覚的に、
硬筆に関しては:
対面 ≧ オンライン >> 通信
毛筆に関しては:
対面 >> オンライン >> 通信
の順番で、処方箋の精度が落ちます。
処方箋の精度が落ちるということは、より”効く”処方箋じゃなくなるということです。
以前、通信添削をやっていたのですが、その人に効く処方箋を考えるのが本当に大変でした。
作品だけで判断しなきゃいけないわけですから、やはりズレた処方箋を出すことがあります。
それでもなるべく精度を上げたい・・・・ということをしていると、1時間、2時間経過し、正直割りに合わなくなってしまいます。
(ということで、通信添削は辞めたという経緯があります)
お金をいただいているわけですから、やはり確かな精度の処方箋を提供しなければならないのです。
ということで処方箋のお話でした。



