硬筆書写技能検定の準1級/1級の第2問、毛筆書写技能検定準1級/1級の第1問において、草書を書けという問題が出題されます。
草書という書体は、その書きぶりに気を付けなければなりませんが、特に注意すべき点の一つとして、”抑揚をつける”ということが大事です。
抑揚をつけるとは、線の強弱、筆の上下運動のことです。
これらを身に着けるためには、やはり良いお手本を参考にしなければなりません。
私の場合、字体の辞典は10冊ほど持っているのですが、その中でも「良い!」と思ったのが、田中鳴舟先生執筆の「筆ペン標準辞典」
良いと思った理由が以下のとおり。
・字粒が比較的大きく載っている
・点画の抑揚、筆遣いがわかりやすい
・字形にクセがない
一般的な硬筆辞典は、字粒が小さい上に抑揚が全く無い、筆者のクセが強いという少し残念な仕上がりになっているのが普通ですが、今回紹介した「筆ペン標準辞典」はそれら課題がほぼクリアされています。
草書学習にオススメの一冊です。
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