教えるプロが執筆した、美文字の教科書

楷書を書くときに気をつけるポイント

今回は楷書を書くときに気をつけるポイントを少し解説したいと思います。

書写検定まで残り2週間ですが、2週間で直りそうなものをピックアップしています。

右払いは根本から

書写検定の場合、右払いの書き始める場所は画像のように、根本から書き始めると良いです。

この「太」を例とする場合、横画と左払いがちょうど交わっているところから書き始めます。

ほかにも「木」の場合は、横画と縦画が交わっているところから、左払いと右払いを書き始めたりします。

中の横画は、くっつけるか離すかを統一する

囲われた中にある横画で、2本ある場合は、最後の収筆を縦画にくっつける・離すをどっちかに統一させた方が良いです。

2本のうち1本はくっついていて、もう1本は離れているみたいな状態はあまり美しくありません。

最終画の囲いを締める横画は、しっかりくっつけましょう。

縦点の場合、しっかり縦を書き、くっつける

うかんむりや、なべぶたの1画目の点を縦の点として書く場合、すごく短い縦画を書く意識で縦を書きます。

そしてその次に書く横画としっかりくっつけましょう。

この縦の点は、ななめ点に入れ替え可能ですが、ななめ点で書く場合はその次にくる横画としっかり離します。
(このルールを混ぜてはいけません)

ふっくらした雰囲気で書かないこと

書写検定の場合、楷書を書くときはふっくらした雰囲気で書かない方がよいです。

できれば背勢で書くほうが良いですが、それが難しい場合は直勢で書きましょう。

背勢や直勢で書くと硬い雰囲気(=楷書)になり、向勢で書くとふっくらやわらかい雰囲気(=行書)になります。

ご参考くださいませ。