人によって上達のスピードが全然ちがいます。
純粋にセンスなのかなぁと思っていましたが、どうやらそうでもないようです。
ということで、短期間で上達する人の共通点を書いていきたいと思います。
1.「やらなければならない」という使命感で満ちている
本当にコレです。
これに勝るものは存在しないと思います。
人間、使命感で満ちていればしっかり行動できます。
使命感で満ちていると、
・忙しかったとしても、勉強を怠らないですし、
・疲れたとしても、勉強を怠らないのです。
根本に使命感が存在することによって、すべての行動が主体的になります。
たとえば先生のところで学んでいるとしたら、
・積極的に質問をしようとしたりしますし、
・自ら仮説を立てて検証をし、新しい気づきを発見したりしますし、
・その結果に対して先生からアドバイスをもらったりします。
つまり、学びが受動的なものから能動的なものへ変化します。
もし使命感が存在していなければ、
・ちょっとしたことで「疲れたから無理」とか、
・時間があったとしても「忙しいから無理」とか言って、
本当に些細なことで、すぐに”無理”ということに結び付けたりします。
・無理だから別の道に進もうとか、
・無理だから教材全部捨てようとか、
やらなければならない現実から逃げて、その現実を破壊しようとしたりします。
使命感が存在しない人は、誰かに叱られた方が良いと思います。
「優しく諭してほしい」というマインドは、自分に対しても甘いから上達しないのです。
2.勉強の仕方が上手い
短期間で上達する人は、勉強の仕方がスゴイ上手です。
例えば書写検定試験であれば、”合格”さえすればいいので、”合格”のための知識を身につければOKなのです。
書写検定試験の”合格”のためには、
・出題形式を理解している
・出題範囲だけを勉強する
・余計なところは勉強しない
この3つを意識して勉強に取り組めばいいのです。
得点に結びつく知識のみを勉強するから、しっかり合格できるし、限られた時間の中でもそれが可能なわけです。
これにプラスして、知識のインプット・アウトプットの仕方が上手です。
重要なのは、実際の試験のときにその知識が引き出せるかどうかが重要なので、それを意識して勉強に取り組めている人はスゴイです。
要は、いかに練習の段階で”本番”を意識できているか、ということですね。
また、先生から「これを練習すると良い」と言われたものを守って練習する人も、勉強の仕方が上手いです。
先生は、生徒よりもはるか先を進んでいるわけですから、上達のための最短経路というものを知っています。
先生から言われたことを素直に守るということは、つまり最短で上達することができます。
そして、ある程度知識が溜まってくると、自分で仮説を立てて検証することができるようになります。
例えば、
・「今よりも上達するためには〇〇を練習する必要があるんじゃないか」とか、
・「〇〇がダメだから、これを直すためには〇〇を知る必要があるんじゃないか」など、
仮説を立てて、それを実行に移すことができるようになります。
要は、いかに試行錯誤できるかどうかです。
試行錯誤ができない人は、残念ながら上達しません。
3.同じ失敗をしない
・ちゃんと自分で失敗を失敗として認識して、
・どうしてその失敗をしてしまったのかを分析して、
・じゃあ次はどうすればいいのか、
この3つのプロセスを無意識に?意識的に?やられている人は、上達がはやいです。
つまり、同じ失敗を繰り返さないということですね。
あとは、先生からもらえる指摘を”二度と同じミスはしない”という覚悟で受け止められる人だと、上達がはやいです。
要は、
・”自己流”にこだわろうとしない、
・”自己流”を捨てたいと強く願うような、
柔軟な思考力があると上達がはやいんだと思います。
まとめ
1.「やらなければならない」という使命感で満ちている
2.勉強の仕方が上手い
3.同じ失敗をしない
これにあてはまっていない人は、あてはまるように頑張ってみましょう。
頑張れない人は、たぶん向いていないです。