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私が卒業した日本教育書道藝術院で学べること、学べないこと

私は日本教育書道藝術院 師範養成科で書道について学び、2年間のカリキュラムを経て卒業し、今に至ります。

2017年2月に入学した当初は、書道について右も左もわからない状態(今もそうですが)でした。

ただ単純に「書道がやりたい!どうせやるなら師範とりたい!」という漠然とした動機で入学したのです。

日本教育書道藝術院に入学した理由は、2年で師範資格がとれる、というカリキュラムを掲げている書道教室がここしかなかったからです。
(品川にある日本書道専門学校も選択肢の一つにありましたが、あそこは平日も授業があるので、断念)

ということで、週に1回2時間の授業で、2年間で師範の資格がとれる日本教育書道藝術院に入学することにしました。

日本教育書道藝術院 に入学してよかったか?

結論から言うと、半分よかった、半分時間を無駄にしたという感じです。
そもそも、こちらの学校(厳密には学校ではないですが)は、”教育書道”という字面が学校の名称に入っているにもかかわらず、学べることはいわゆる芸術書道の分野なので、キレイで整った均整な字を学ぶところではありません。
書道には芸術書道と実用書道(教育書道)の2つの分野があり、キレイで整った均整な字を学びたいのであれば、実用書道を学べる学校に入学すべきだったのです。
私が学びたかったことはどちらかというと実用書道のほうでしたので、故に半分時間を無駄にした、という思いもあります。

ただし、芸術書道も芸術書道で、とても面白いということに気づかされました。古典をベースにした自分なりの作品を創作するという行為は、やっていてとても楽しいです。

また、汚いお金のお話をしてしまうと、書作品として販売できるのは芸術書道のほうですので、将来的に自分の書作品を販売したい!という方は、芸術書道を学ぶことを強くお勧めしたいです。(私がそういう風に思っている)

学べたこと
・芸術書道
・代表的な古典作品

学べなかったこと
・実用書道(教育書道)

自分の進みたい道を事前に決めておくことが重要

前回の記事(【毛筆】実用書道と芸術書道 進みたい道を間違えると、時間を無駄にしてしまう)にもまとめましたが、自分は芸術書道・実用書道どちらの方向に進みたいのか?これを決めておくことがとても重要です。
月謝的な面でいえば、安いのは実用書道、高いのは芸術書道です。

お勧めしたいのは、実用を学んでから芸術分野を学ぶという順番です。

実用においてしっかりと漢字の骨をとらえられていれば、芸術ではその骨をデフォルメして長く伸ばしたり、逆に小さくしたりするだけなのです。

※随時内容を更新していきたいと思います。

日本教育書道藝術院の支部教室で学べること

本部が芸術書道を教えていますので、当然支部の稽古内容も、そっち寄りとなります。

たとえば、日本教育書道藝術院が発行している競書誌(教育書藝)では、子ども向けのお手本が、

書写的な美(均整で整った字)ではなく、

・味のある字
・個性のある字
・面白い字

がお手本となっています。
ということで、こちらで学ばれている子どもたちは、キレイで整った書写的な美ではなく、個性のある字・面白い字を書くことができるようになります。人によってはそれを”クセ”と表現したり批判したりしますが、そう思われても動じない精神性を育むことも大切かもしれません。

(ちなみに何を基準に書写的な美と言っているか、については、小学校・中学校の書写の教科書の手本と比較しています。)

これが良いか悪いかという話ではなく、支部教室が提供しているサービスと、生徒(お客さん)が求めているサービスがちゃんとマッチングしているかどうか、生徒(お客さん)が納得しているかどうかが大事ということです。

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