教えるプロが執筆した、美文字の教科書

相手が望む結果にたどりつかせる

教室に通っていただいている生徒さんに指導するときは、上手に書いていただくために、指導する内容に優先順位をつけています。

例えば、書きぞめ用紙に3文字を書く場合、まずは用紙に3文字がバランスよく配置されるように指導をします。

字形を整わせるのは、この3文字がバランスよく用紙に配置できるようになった後のお話です。

3文字がバランスよく配置できるようになったら、起筆の作り方を指導します。

起筆がしっかり作られていると、それだけで文字の見栄えがよくなります。

と、いうふうに、「これが達成できたら次は○○、○○もできたら●●」ステップアップしていきます。

人にモノを教える時に重要なのが、指導者側は”自分にとっての1のボリュームは、他人にとっての1のボリュームではないということ”を常に自覚していなければなりません。

今回の例でいえば、

「3文字バランスよく配置させ、かつ起筆も上手に書けるようにする」

これは、私にとっては1のボリュームなんですが、他人にとっては2倍の2のボリュームだったりします。

ですので、これを細分化し、

①3文字バランスよく配置してみよう
②起筆を上手に書こう

というように、2のボリュームを1と1に分けてあげる、ということです。

イメージとしては、”相手が吸収しやすいように、細かく切る”、という感じですね。

さらに、人によっては、この細分化されたあとの1のボリュームが、2に感じることもあるので、さらにここから細分化しても良いでしょう。

極端な話、

1のボリュームを、0.1×10個

に分けても良いです。
(むしろ分けるべき)

常に研究中

ということで、私は教室を開いて間もないので、ノウハウが少なく、常にこういったことを念頭において指導にあたっています。

毎日、新しい発見だらけです。

特に、子どもは、大人とは違って突拍子もない行動をしたりします。

ですが、大体そうなる原因があったりするので、その原因を事前にコッソリ排除してあげるだけで、その行動を抑制できたりするんですよね。

おもしろいです。

子どもっていうのは、本人がそういうことをしたくないのに、なぜかそのようにしてしまうことがあるようです。

そういうことをさせないようにするために、大人が裏からちょっとサポートしてあげるだけで、子どもが望む結果になったりします。

おもしろいですよね。

逆に言えば、悪い情報を与え続けると、恐らく悪い人間になってしまうということですよね。

本当に、指導内容というのは気を付けなければなりませんね。

コメント