2020年11月8日実施の書写技能検定の結果がほぼ出そろいましたね。
その中でも、憧れの1級に合格した人は、本当におめでとうございます。
私は硬筆1級に合格したときは、その合格を最初信じることができませんでした。
検定協会が間違えて私のことを合格にしてしまって、あとで「その合格を取り消します」って連絡がくるのかと思ってずーっとヒヤヒヤしてました。
合格証書をいただいても、まだ完全に信じることができず、結局、指導者証が手元に届いてから、「あ、合格は間違いないんだ」と、やっと信じることができました。

おそらく、私が死ぬ瞬間のそのときまで、合格の一報を受けた時の感情の昂ぶり方は、忘れることはないでしょう。
ちなみに、毛筆の1級に合格したときは、そこまで感情の昂ぶりはなかったです。。。
むしろ、「当然だよね」という感情すらありました。
いや、それぐらい、試験前には悩み尽くしたので、これぐらい悩んだんだから合格して当然でしょうみたいな驕り昂ぶりがありました。
詳しくは、受けてみた感想および自分の現在のレべルを知ることの重要性についての仕方について をご参考ください。
並大抵の努力では、合格できない
ということで、硬筆・毛筆書写技能検定1級の合格率は10%ほどなのですが、この狭き門を通過するためには、やはりそれなりに努力をしなければなりません。
一応、第1問~第6問は、平均90点を取れれば合格できるのですが、おそらく1級ですので、相対評価なんですよね。
つまり、合格点はとれていても、他に優れた答案があれば、本来合格するはずが不合格になってしまうということです。
大体10%の枠があり、その枠のイス取りゲームなわけですね。
ですので、他人よりもより一層努力しなければならないのです。
1級に合格する人の特徴
そこで、どういった特徴がある人が合格するのか、私の独断と偏見でまとめてみました。
硬筆・毛筆書写技能検定試験は、
・書写力を試す試験だということを理解している
・審査員が存在し、審査員に審査してもらうということを理解している
・自分が良いと思った作品を書くのではなく、審査員が良いと思ってもらえるような作品を作る意識がある
・第1問~第6問は、どんなことを審査しようとしているのかを理解している
という感じです。
つまるところ、”独りよがりの作品を書いても合格はできない”ということです。
”審査する人がいるんだ、相手がいるんだ”という意識が欠けていれば合格できません。
あと、自分で自分のことを「こんなに上手なのに」とか、「あってるのに不合格」とか言ってしまう人も残念ながら合格できないのです。
自覚できない部分を審査員から指摘されている
人間は、子どもから大人になるにつれて、様々なことを勉強し、体験し、それによって見えなかった部分が見えるようになります。
本をたくさん読むことで、世の中の真実が見えてくる、そんな感覚に似ていますよね。
硬筆・毛筆の類もそれと酷似していて、知識や経験がないから、見えない部分がたくさんあるんです。
見えない部分というのは、当然それを表現することもできませんよね。
表現ができていないから、審査員にそれを指摘される、ということです。
見える部分がその人にとっての全てなはずなのに、見えない部分を指摘されたところで、やはり人間というのは到底受け入れ難いものです。

上の図のように、自分の見えている世界が全てだと思ったのに、知らない世界があるということを指摘されたところで、「そんなわけがない」となってしまいがちです。
「そんなわけがない」と思ってしまう人は、自分が”素直な人間ではない””おごりがある”ということをまずは自覚したほうが良いかと思います。
1級合格に必要なことは、シンプルに”自分の世界を広げる”ことです。
世界を広げるためには、書籍で独学か、先生から習う
今以上の世界に広げるためには、知る必要があります。
・ケチらず書籍を買う
・お金を惜しまず先生から習う
特に1級レベルになると、書籍に専門性が出始めて、ちょっと高くなってきます。
特に辞典系は、高いです。
ですが、ここでお金をケチるかケチらないかで、世界が広がるか否かの運命の分かれ道となってきます。
よく「失敗したくない」と言われますが、失敗も勉強のうちです。
私は何度も失敗して、お金をドブに捨ててます。
失敗も成功も知っているから、今みたいに色々アドバイスできる立場になっています。
(というか、多分失敗しすぎて、消去法で成功を知ったような感じ)
一番手っ取り早い方法が、先生から習う方法が効率良いです。
専門学校や先生の利用の仕方についてという記事を書いたことがあるので、参考にしてみてください。
例えばグループレッスンであれば、先生を独り占めしちゃうのはNGですが、もしマンツーマン指導ということでお金を払っている場合は、独り占めOKなので、とにかく質問しまくったほうがいいでしょう。
まとめ
不合格というのは必然であり偶然ではありません。
不合格になるような行動を取り続けていた結果、そうなるのです。
誰のせいでもありません。
人のせい、環境のせいにせず、原因は全て自分なんだ、と思うようにしましょう。





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