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書道系唯一の公的資格「書写技能検定」

日本には様々な書道団体があり、各団体において級・段、師範を審査し、その位を授与・認定しています。

ですので、ある書道団体において取得した「習字〇段」や「硬筆〇段」は、その団体の中だけで通用するものであるので、別の団体では通用しないものとなっています。

ただし、書道団体によっては編入制度があり、その編入制度によって飛び級でいきなり上位の段からスタート、ということも可能になっています。

書写技能検定は、6級、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の8段階の級位が存在します。

(画像クリックで拡大)

6級は小学校低学年向け、1級は指導者向けのレベルです。

自分の腕に自信がある人は、いきなり1級を受験しても良いわけです。

この「いきなり最上位の1級を受験することができる」が、書写技能検定の特徴でもあります。

通常、各書道団体においては〇級から始まり、そこから一つずつ級を上げていき、〇段にステップアップし、そして数年の月日を要して、師範試験を受験できる条件を獲得し、やっと師範試験を受験して「師範」となるわけです。

なぜ数年の歳月を経ないと「師範」になれないか、に対しての答えは、それだけ長いこと入会してくれていれば、それだけ継続してお金を徴収できるからなのです。

お財布のキャラクター(落ち込む)

(書道教室はストック型ビジネスであるので、そういったやり方に頼らざるを得ないのですが)

とにかく、実力が最初からある人は、いきなり1級に受験していきなり合格し、指導者として活動できるわけです。
ただ、やはり1級は難易度が高いので、結局数年の歳月を必要としてしまうのですが。。。
(でも、例えば1日10時間、毎日練習していれば1年以内に合格できます)

履歴書への記入は、”趣味欄”

各書道団体において取得した、「習字〇段」や「硬筆〇段」は、「師範」等は、履歴書の”趣味欄”に記入しなければなりません。

”資格欄”に記入できるのは国家資格、公的資格、(認知度が高いorその業務に役経つ)民間資格の3つになっています。

書写技能検定は、文部科学省後援というお墨付きがありますので、一応は公的資格に分類されます。

また、書写技能検定2級以上に合格すれば、高校や大学において入試優遇(点数に加算)されたり、単位増加認定を受けることができたりと、公的であることの信頼性を証明しています。

習字のイラスト(墨筆)

詳しくは↓
入試優遇と増加単位(外部サイト)
https://www.nihon-shosha.or.jp/preferential.html

 

書道団体の最大の特徴「書風」

各書道団体において必ず書風というものが存在します。

書風とは書きぶりとも呼び、おおらかに書く団体もあれば、落ち着いた雰囲気で書く団体もあります。

何が正解か、何が優れているか、はありませんが、ちょうどその中間(穏健・中正)の書風を良しとするのが、書写技能検定協会が求めるものです。

あくまで”書写”技能検定であるので、過度な芸術性、高度な技術は求めておらず、むしろ誰が見てもキレイだと感じる最も基本的なことが表現できるか?を審査します。

(この”最も基本的なこと”を当たり前に表現するというのが非常に難しいのですが、、)

つまり書写技能検定は、書道の流派に依存しない公的な基準で自分の書道の能力を証明することができるということです。

より芸術性を求めたい!ということであれば、そういったことを目指している書道団体で学べばよいのです。

好調な芸術家のイラスト(男性)

 

まとめ

・高校や大学において入試優遇(点数に加算)されたり、単位増加認定を受けることができたりと、その知識・技術が公的であることの信頼性を証明している
・書道の流派に依存しない公的な基準で自分の書道の能力を証明できる
・履歴書の”資格欄”に記入できる

書写技能検定を受けるメリットは、この3点がとても大きいと思います。

(他の書道団体で認定される「〇段」は、こういったことが無い)

特に学生さんが一番恩恵を受けます。

「私は勉学に励むことができる!」というアピールは、学生にとって強みです。

学生さんで書道教室に通って勉強している、という方は、競書誌だけに作品を出品するのではなく、こういった検定試験にもぜひチャレンジしてみてください。

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