お手本をよく見るとは?

文字をきれいに書くための練習法として、お手本を真似るという方法があります。

お手本を左側において、右側で文字を書く・・・

練習法としてはとても有効な方法です。

しかしなかなかお手本通りの文字を書くことは難しいです。

そんなときに「よくお手本を見て!」と、言いたくなるものです。

「よくお手本を見る」とは、具体的にどういう行為を指すのか、以下に簡単にまとめたいと思います。

・その文字は、縦長の字なのか?横長の字なのか?
  →縦長であれば縦に長いように書く。
   (例:「そ」「り」「月」「自」)
  →横長であれば、横に長いように書く。
   (例:「つ」「い」「四」「工」

・その文字の中で、どの横線が一番長いのか?
  →「市」は、二画目の横線
  →「半」は、四画目の横線

・線で区切られた空間を等間隔にできているか?
  →横線が並ぶ字(「王」「青」)
  →縦線が並ぶ字(「川」「皿」)
  →文字の中に四角形が出来上がる字(「田」や「用」、「里」)

・字形のシルエットを線で結んだとき、ちゃんとその通りになっているか?
 →「市」だと、ひし型のシルエットに
 →「二」だと、台形のシルエットに
 →「あ」だと、五角形のシルエットに

以上に注意して、「お手本をよく見る」と、お手本通りの字に近づけると思います。

当書道教室では、「感覚」で教えるのではなくこういった「理論」で教えるので、早い上達が期待できます!

独学をされている方でなかなか上達しない!という方は一度体験教室にお越しいただき、お悩みをお聞かせください。


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