先日、自己肯定感の低さについて考えさせられる機会がありました。
ちなみに私も自己肯定感が低いほうです。
特に、自分の書く字は本当に下手クソで、上手じゃないと思っています。
周りからしてみれば、「上手なのに」と思われるかもしれませんが、私は自分の字に自信がないのです。
本当に、どれだけ練習しても自分の字は悲しくなるくらい、悔しくなるくらい下手くそなんですよ。
おそらくこの先も、自分の字に満足することはないかもしれません。
一生かけて、満足するために練習を続けていくことでしょう。
自己肯定感の低さは問題じゃない
自己肯定感が低かったとしても、私ってうまく回っていると思いませんか。
私は「下手だから、もっと上手になろう」という気持ちになっているので、字を教えている者としては、それはそれで良いことですよね。
多分ですが、自己肯定感の低さはそんなに問題ではなくて、
”今の状況から成長・上達しようとしているか”
どちからというとこちらのほうが問題な気がします。
自己肯定感が高かったとしても低かったとしても、結局のところ、より良い方向にレベルアップしていかなければ、良くないですよね。
例えば自己肯定感が低い人は、
・下手だからもっとやろう
・自信がないからもっとやろう
・全然納得できないから自分が納得するまでやろう
みたいな気持ちで、レベルアップしていくと思います。
自己肯定感が高い人は、
・この調子でもっともっと上手になってやろう
・誰よりも一番になってやろう
こんな感じで自己肯定感が低い人・高い人で、成長・上達のためのアプローチはおそらく違くて、自分に合った方法でアプローチしていくことが重要だと思います。
ですので、人に合った方法が絶対に自分に合うかって言われたら、それは合わない場合もあるので注意が必要だと思います。
今の状況から成長・上達しようとしていなければ、それは不得意なフィールドで活躍している可能性がある
人間には得意なフィールド・不得意なフィールドというのがあると思っています。
例えば運動神経良い子はスポーツというフィールドで優位をとれるし、計算が速い子は数学というフィールドで優位がとれますよね。
暗記が得意な子は、暗記系科目で優位がとれますよね。
という感じで人間には、その人に向いているフィールドというものがきっとあるはずなんですよね。
逆に不得意なフィールドで活躍しようとすると、多分貴重な時間を無駄にして、何も活躍できずに終わります。
「努力さえすればなんとかなる!!」
「努力は必ず報われる!!!」
私の場合、こういった綺麗事はあまり信じていません。
努力さえすればどうにか成るという世界は漫画だけの世界です。
社会人の方で仕事や人間関係に悩んでいる人は、「本当に自分の得意なフィールドで活躍しているのだろうか」と問うたほうがいいと思います。
自分の人生は既に自分の力でコントロールできるようになっているはずです。
7つの習慣でいえば、大人は、自分の人生は既に”影響の輪”の中にあります。