最近さまざまな取り組みに挑戦して新しい可能性を探っている日本書写技能検定協会ですが、第2期の硬筆・毛筆書写短期集中講習会が開かれるようです。
そもそもこの講習会は、例年行われている夏期大講習会が中止されたことを受けて、代替の講習会として実施された講習会だったのですが、このスタイルの講習会が好評ということで、第2期があるということですね。
検定協会HP:
https://www.nihon-shosha.or.jp/topics/view/9665
大講習会のように、いちいち学校を借りて、なんやかんや物を運んだり人を調整したりと、コストに見合うかどうかわからなかった催しをするよりかは、自分のビル内の空いている会議室でやったほうがコストは抑えられますもんね。
この調子で、様々な取り組みに挑戦して書写検定を盛り上げてほしいです。
あとは、書写検定のことをもっと宣伝してください!
もうすでに超有名な英検やら漢検やら日商(簿記)ですら、自分たちの存在感をアピールすべく、現在進行形で様々な宣伝活動、システムの改修を行っています。
例えば、
【英検】
・「英検は、海外留学への入り口。」自分の可能性を広げるための手段としてアピール。
・ホームページ上で、疑似試験を受けることができるようになっている。
・各級に合格することで、大体これくらいの能力を身に着けることができることを動画でアピール
【漢検】
・芸能人とコラボし、その芸能人に興味がある層がそのコンテンツを読ませることで、漢検自身の存在もアピール
・受験者の合格体験記を載せることで、受験に迷っている人たちに対して受験のモチベーションを刺激している
・小学校~中学校の教科書に登場するようなかわいいイラストを載せることで、特に若い層に対して共感を得やすいページデザイン性にしている
【日商(簿記)】
・ 「ぼくたちは勉強ができない」アニメとコラボして宣伝。
・芸能人とコラボして宣伝。
・一般の方が簿記取得した後、どのような活躍をしているかアピール。
・簿記の知識と絡めたオリジナル漫画を掲載。
(とにかく日商簿記の宣伝力はスゴイです。一度実際に見てみてほしい。)
「もう宣伝する必要はないんじゃないか?」
と、正直思ってしまう超有名な検定ですら、絶え間ない宣伝活動に尽力しています。
こういった宣伝の努力をしていないから、書写検定は受験者数が毎年減っていっているんですよ。。。
書写検定の合格を目指すことは、つまりキレイな字を書く能力が身につくということです。
日本人は、ほとんどの人が字をキレイに書きたいと思っているし、自分の汚い字にコンプレックスを抱いている人だってたくさんいるのです。
需要自体はたくさんあるはずなのに、必要な人たちにアピールができていないのではないでしょうか。。。
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