生徒さん5名、硬筆2級、硬筆準1級、毛筆1級、硬筆1級合格!!さらに成績優秀者として表彰されました!!!


令和4年度第3回硬筆毛筆書写技能検定試験において、セカンドオピニオンコースを受講されている当教室の生徒さん5名が、硬筆2級、硬筆準1級、毛筆1級、硬筆1級に合格、さらに硬筆2級と硬筆1級において成績優秀者として表彰されました!!!

1人目 硬筆準1級 合格

こちらの生徒さんは2020年11月にご入会されて、硬筆1級の合格を目指されてきました。

まずは硬筆準1級の受験を目指し取り組んでいましたが、何度か受験するも不合格。

途中、準1級をすっ飛ばして試しに硬筆1級の受験もしてみましたが、こちらも不合格。

また準1級に切り替えて受験をし、今回ついに合格をされました。

こちらの生徒さんは、書き振りとしては日ペンの書き振りで、楷書や行書の字形は比較的整っておられたのですが、草書の字形や、全体的な字粒、字間に課題がありました。

準1級以上からは、それまでの級位と比べて合格基準点がグっと高くなり、少しの減点が命取りになってしまいます。

ですので、高い点数を取ろうとするよりかは、いかに減点されないようにするか、その考え方が重要になってきます。

不合格が続いてしまう人の特徴としては、自分で気づかぬうちに減点されてしまっている人です。

自分の書いた答案に良いところがたくさんあったとしても、悪いところが同じぐらいたくさんあったら、それは不合格になってしまうのが、それまでの2級と準1級以上の立ちはだかる壁となります。

良いところをたくさん増やし、悪いところをとにかく減らす、このように両方からアプローチしていくのが、準1級以上合格に必要な考え方です。

おめでとうございます!

2人目 硬筆2級 合格 日本書写技能検定協会理事長賞(全国2位)

こちらの生徒さんは2022年4月にご入会され、お忙しい合間をぬって月2回レッスンを実施してきました。

途中、ご本人の忙しさが極まり、12月からは月1回ほど通信添削のような形で添削を実施してきました。

書道やペン字の経験としては、過去に2年ほど某有名な書道団体で学ばれ、趣味でペン字の練習をされるような状態でした。

最終的な目標は1級の合格で、将来的には教室を開かれたいということで、将来に向けて明確な目標をお持ちな方です。

私と同じく、ほぼ経験がない状態からのスタートだったので、硬筆3級からスタートしましたが、3級→準2級→2級とストレートに合格をされてきました。

通常、私の教室では2級までの合格は特にブログ上ではご報告しないのですが、今回、硬筆2級において日本書写技能検定協会理事長賞(全国2位)という名誉ある賞を受賞されましたので、取り上げさせていただきました。

個人的にスゴイと思ったのが、ほぼ未経験からのスタートで、さらに短い期間の指導にも関わらず、受験者935名の中での全国2位まで登り詰めたということです。

ご本人のセンスの良さと努力の賜物だと思います。

実を言うと、ご本人が書かれた字を初めて見た瞬間から、
「あ、この人は賞を狙えるな」
と、密かに思っていました。
それぐらい飛び抜けている何かをお持ちでした。
ご本人に直接伝えるとプレッシャーになるので、言わなかったですが。
ちゃんと実現して良かったです😌

現在、準1級の合格に向けて日々取り組まれています。
最終的な目標の1級合格も、そう遠くないでしょう。

おめでとうございます。

3人目 硬筆1級 合格 全国検定振興機構理事長賞(全国4位)

こちらの生徒さんは、2022年2月ごろにご入会いただき、6月の試験で硬筆の2級に合格、そして11月の試験で準1級に合格をされ、さらに文部科学大臣賞(全国1位)を受賞された生徒さんです。

なんと今回、たった約2ヶ月ほどの練習期間にも関わらず、硬筆1級に合格、さらに全国検定振興機構理事長賞(全国4位)を受賞されました!!!!

ご本人としては、ダメ元で受験をされたようで、受験後、掲示文の割り付けが怪しかったり、草書で怪しいものがあったりと、少しだけ不安が残っていたようですが・・・・あっさり合格をされてしまいました!!

私としては、前回の準1級合格後、すぐに1級合格するだろうなぁ〜とは思っていましたが、まさか約2ヶ月程度で合格してしまう上に受賞までされてしまうのは、少し想定外でした。

ここまで短期間で合格&受賞までされるのは、ご本人のセンスの良さと、圧倒的な努力が成し得た偉業だと思います。

現在、毛筆1級の合格に向けてレッスンを実施しています。

おめでとうございます‼️

4人目 毛筆1級 合格

こちらの生徒さんは2022年1月にご入会されて、2022年1月の試験で硬筆と毛筆両方の準1級に合格、その後11月の試験で硬筆1級に合格、そして今回1月の試験で毛筆1級に合格と、たった1年で両方の合格を果たしてしまいました。

11月の試験では硬筆1級とともに毛筆1級の両方を受験し、硬筆1級のみ合格、毛筆1級は不合格となってしまいましたが、ご本人の実力を考えると、毛筆1級の合格はそう遠くないと思っていました。

そして今回、1月の試験で毛筆1級に合格をされました!

ご本人が多忙を極め、11月ごろから月1のレッスンでしたが、私が指摘したことを素直に受け止め、しっかり吸収されたことが短期合格につながったのだと思います。

おめでとうございます!!

5人目 硬筆1級 合格 文部科学大臣賞(全国1位)

素敵な額縁!!

こちらの生徒さんは、セカンドオピニオンコースの動画添削サービスを3回利用された方です。

私に添削を初めて依頼していただいた時点で、すでにお上手で、硬筆1級の書写能力診断テストも合格ラインには乗っていました。

とは言うものの、安全に合格できるかどうか問われれば、課題や受験する回によっては不合格となってしまうような不安定さを感じました。

そこで、安定した実力を発揮していただくために必要な知識や技術を重点的に教えさせていただきました。

ご本人のスゴイところは、一度指摘したところは、次回までに必ず直っていると言うところです。

修正力といいますか、そこが本当にズバ抜けていました。

そして今回、初めて硬筆1級にチャレンジし、なんと一発合格&文部科学大臣賞(全国1位)まで受賞されてしまいました!!!!!!!!!!!!!

スゴすぎてもう現実味が湧かないですね。。。。

今後は毛筆の方を続けていくということで、どのような書を書かれるのか、非常に楽しみですね。

本当におめでとうございます。

残念ながら今回不合格となってしまった方は、結果を冷静に受け止めて、なにが自分に足りないのか考え、無闇に焦らず淡々と練習を続けていきましょう。

1級は、指導者としてふさわしいかどうかそのメンタリティも審査される試験です。
1級を受験する人は、書くプロフェッショナルであって欲しいのです。
自分がそのとき書いた答案だけが審査されると思わず、日々の練習、日々の過ごし方も審査されると思って、取り組んでいきましょう。