生徒さんが毛筆1級の書写能力診断テストを受けた結果・・・

先日、私の生徒さんが受けた第16期の書写能力診断テストの結果が返ってきたようで、見させていただきました。

以下↓

第1問の三体で、評価592点をいただくことができました!

こちらの生徒さんは毛筆2級に合格したのが2022年1月で、それから7ヶ月ほど1級の学習を続けています。(書歴ではこちらの生徒さんの方が圧倒的に私より上です)

第1問の三体の鬼門は、やはり草書。
それ以外にも字粒の大きさや点画の太さなど、大切なところはありますが、とにかく草書がムズカシイ!!

草書については、私が書いた草書のお手本を見てひたすら練習していただき、他にも字粒の大きさ・点画の太さなども徹底的に添削をしてきました。

私の推測では、三体で高評価を得るには、字形というよりかは、各書体の書き振りへの理解の方が重要なのでは?と思っていたので、そこまで字形の添削には力を入れてきませんでした。
今回このような評価をいただけたので、ある程度は私の推測は正解だったのかなと思い安心しました。
(もちろん最低限の字形は書けるようにならないといけませんが)

なので、もし92点をいただけた答案を他の人が見たら、「え、これで92点?」って思われるかもしれないのですが、私は生徒さんを合格させることを目的としているので、これでOKなのです!!
(他の細かいことは、合格した後に学べば良いのです。)

あとは、そのとき診断を担当いただいた審査員との相性がたまたまよかった可能性もありますので、11月試験の時までに、減点されそうなところを徹底的に添削していきたいと思います。

ちなみにこちらの生徒さんは、4月ごろにも書写能力診断テストを受けたのですが、その時は第1問が88点だったので、この4ヶ月で4点も上がりました!

この調子で、高評価を得るための作品づくりの仕方を覚えていきましょう。