令和7年度第2回 硬筆毛筆書写検定試験において、当教室の生徒さんが硬筆1級、毛筆1級に合格しました!!
一人目の方 硬筆1級 合格


こちらの生徒さんは、令和7年第1回の試験で毛筆1級に合格した生徒さん(二人目の方)で、なので毛筆1級には合格するほどの実力をおもちの状態でした。
前回の記事でご本人の実力についての情報は書き尽くしたので割愛しますが、前回の試験でも硬筆1級を受験していたのですが不合格になってしまいました。
不合格になった際、試験結果(レーダーチャート)も実力以上に低く評価されている感じがありまして、正直意味がわかりませんでした。
そして今回の受験、前回から大きく変えた項目としては、
・第5問自由作品(漢詩)は水性ボールペンの0.5mm→0.7mmに変更
・第6問掲示文はプロッキーからコピックに変更
というこの2点でした。
ただし再三言っていますが、掲示文はコピックで書いたからといって無条件で点数が上がるというわけではありません。起筆・送筆・収筆がしっかり表現できる実力がなければ、コピックで書くべきではないです。
今回の場合、既に毛筆1級に合格している実力があったからこそコピックで書いてもらった経緯があります。
そのほかは、字形の組み立て方と行書のくずし方の理解が本当にできているのか、ご自身で基本の再確認を実施されたようです。その際に、私が書いたプロ使とプロ使行書を使っていただきました。
「本当に理解できているのか」と自分に対して疑問を持てることがすばらしいですよね。しっかりメタ認知ができています。
多くの方が、「もう自分は知っているはずなんだけどな、できているはずなんだけどな」という思考に陥って、ずーっと同じ場所をグルグルグルグル回り続けて、1級の壁を突破できないでいる印象です。
そういった方は、「自分は本当は知らないんじゃないか?できないんじゃないか?」と、無知の知を自覚できれば道は開けるかと思います。
ちなみに私も硬筆1級、毛筆1級の合格を目指していたころ、基本的なことが抜け落ちていないかとにかく1つ1つ再確認していった記憶があります。(例えば筆順だったり、その漢字に使われている基本点画だったり、検定協会が求めている答案像の理解であったり)
あの頃は手びきと問題集(今は公式テキストという名称)をまるで聖書かのようにとにかく読みふけっていたことが思い出されます。(無宗教です念のため)
全く関係ない場所に外出するときでもリュックの中に手びきを常に携帯して、隙あらば読んでいました。
特に審査員がどんな答案を期待しているのかを何度も何度も読んでいましたね。審査員の考え方をトレースしようとしていました。
当初目標としていた硬筆と毛筆の1級合格を無事達成されたこちらの生徒さんは、最初からいきなり1級を受けたのでは無く、まずは試験・会場慣れをしてもらうべく最初は2級からスタートしてもらいました。
レッスンや添削の履歴は以下の通りです。

セカンドオピニオンコースをまだ募集していた頃の最後の生徒さんでもあるこちらの生徒さんは、2024年3月からスタートし、
・2024年6月の試験で硬筆毛筆2級に合格、
・その1年後である2025年6月に毛筆1級合格、
・その5ヶ月後の2025年11月に硬筆1級合格
となりました。
このようにかなり短期間で1級に合格されたのですが、これはご本人が「絶対に1級に合格したい!」という強い思いや情熱が、合格するそのときまで一切風化しなかったということが合格に繋がったんじゃないかなと思います。
途中で挫折しなかったことが本当に素晴らしく、その強い思いは将来生徒さんをもったときに、生徒さんに対しても良い影響を与えてくれるんじゃないかと期待しています。
今回、硬筆1級も理論と実技を同時に受験して合格していますので、表彰の選考対象となります。
楽しみですね。本当によくここまで努力をされました。おめでとうございます。
二人目の方 毛筆1級 合格


こちらの生徒さんは2022年6月にセカンドオピニオンコースにご入会され、令和5年度第2回の試験で硬筆1級に合格(三人目の方)されていた生徒さんです。
硬筆1級に合格し、その後毛筆3級を一旦挟み、毛筆1級合格を目指しておりました。
既に硬筆1級に合格されているので、字形はとても良く、あとはどうすれば筆っぽい表現になるのかを覚えれば良いだけでした。
硬筆1級のときにも感じたのですが、筆の線質がとにかく素晴らしい。
毎回とても良い線質で書かれていて、これはすぐに毛筆1級合格できちゃいそうだな、と感じたぐらいでした。
ですが、硬筆からスタートした方がドツボにはまってしまうのが第3問古典臨書・第4問古筆臨書・第5問自由作品。
のはずなんですが、第4問古筆臨書は持ち前の抜群の線質のセンスで問題なく、第5問自由作品は漢字14文字は九成宮醴泉銘の倣書で書いてもらったのですが、ま〜〜よく特徴を捉えていらっしゃる。びっくらこきました。字粒と紙面に対しての収め方だけ調整すればあとはOKでした。
強いて言うなら第3問古典臨書が不安でした。
第1問三体、第2問漢字かな交じりは全く問題なく、むしろ私より上手なんじゃないか?というレベルでした。
ご本人的には、「今回は理論合格だけ目指します〜」みたいなノリで受験をしたのですが、私的には「ワンチャン実技も合格しちゃうんじゃないか?」と思っていたのですが、まさかの合格となってしまいました(嬉しい)
レッスンや添削の履歴は以下の通りです。
約3年半ですね。道理で私も年を取るわけです。

途中、体調等の事情により一旦休憩をはさみつつも、諦めることなく毛筆1級合格をされたということは本当に敬服するばかりです。私なら諦めてるレベルです。おめでとうございます。
今回、理論と実技を同時に受験して合格されているので、表彰の選考対象となります。
お知らせが楽しみですね。
追記
公開添削を利用されていた方1名が、毛筆1級に合格しました!大変おめでとうございます。
販売教材の硬筆ガイドマニュアル、硬筆1級第2問三体お手本、プロが使う美文字のテクニックをご購入いただいた方から硬筆1級に合格したとご報告いただきました!特に硬筆1級第2問三体お手本は、「運筆動画で筆圧のかけ方、運筆のスピードがわかるのがとても参考になった」とおっしゃっていました。大変おめでとうございます。
よろしくお願いいたします。



