令和5年度第2回硬筆毛筆書写技能検定試験において、セカンドオピニオンコースを受講されている当教室の生徒さんが、毛筆準2級において成績優秀者として表彰されました!!!
毛筆準2級 文部科学大臣賞(全国1位)
こちらの生徒さんは2022年7月頃にご入会いただいた生徒さんで、最初は硬筆・毛筆4級からスタートしました。
ご入会前に5級を受験されたそうで、「周りは子どもばかりでした〜」とおっしゃっていたのが印象的でした。
既に別の教室にも長年通われていて、そこでは競書をとられていて、漢字7段をおもちとのことでした。
最初のレッスンで、ご本人が毛筆で書かれた作品をお送りいただいたのですが、なんとまぁ独特の雰囲気のあることあること。
決して悪い意味ではなく、「これはこれでアリだな」という印象を受ける書きぶりでした。
なんといいますか、カッコイイんですよね。
古典をベースにされていて、おそらく欧陽通が一番近い雰囲気です👇
私は欧陽通は好きなほうなんですが、人によってはトゲトゲしい雰囲気が見ててくどく感じるかもしれません。バラのトゲみたいな雰囲気ありますよね。
おそらく古典っぽい雰囲気が審査員に伝わって、それが良い印象を与えたのかもしれませんね。
しかしながらご本人の課題としては、大筆で楷書体は非常にお得意だったのですが、行書体全般が苦手のようでした。
特に小筆が、「え!?本当に同じ人が書いたの?」という仕上がり感で、恐らくここが一番足を引っ張る箇所だなぁと常々思っていました。
しかしご本人の努力で、毎レッスンごとに着実に上達し、今となっては小筆も安定感が出始めて、しっかり書けるようになりました。
11月に受験をされた後、ご本人的には「今回の合格は厳しいかもしれません・・・・」とメールで感想をおっしゃっていましたが、私としては、「少なくとも合格はある」と思っていました。
無事合格をされたとご報告いただきまして、私としては「なんなら受賞もあるかも・・・・?」と思っていましたが、まさかの文部科学大臣賞!全国1位!!
しかも756人中の1位ですからね。分母が大きい。
本当におめでとうございます。
1年4ヶ月の積み重ね👇
月2回レッスンを実施してきました
ひとまずは硬筆も毛筆も2級を目標とされているということなので、2級でも良い結果に導けるよう、引き続きレッスンをしていきます。
2級までの合格は基本的に合格実績として載せないのですが、今回は受賞をされたということで、ブログにてご報告をさせていただきました!