合格率が決められている検定試験とか、募集枠の数が決まっている中学高校、大学受験でのお話です。
同じ検定試験、同じ学校を目指す同士は、全員ライバルです。
「一緒に仲良く合格しようね!情報交換しようね!」
なんてあり得ません。
相手に良い情報を与えて、それが相手にとっての”気づき”となって点数が上がってしまい、
相手が合格、自分が不合格になることだってあり得ます。
受験は競争です。
いかに自分が周りより出し抜くかということを考えなければなりません。
だからといって、嘘の情報を相手に与える、ということも倫理的によろしくありません。
「情報戦をしろ!」、ということではないです。
少なくとも”仲良しこよし”はダメです。
私が合格を目指していた硬筆・毛筆書写技能検定1級は、合格率が約10%と、枠が決まっていました(正確には枠が決まっていると推測される)
ですので、検定試験の勉強をしていたときは、
「いかに周りから情報を引き出して、周りに対して情報を与えないか」
これを心がけていました。
性格悪っ!!と思われるかもしれないのですが、これがつまり戦略です。
相手に情報を与えてから戦うより、相手に情報を与えない状態で戦った方が、こちらが頑張らなくて済むのです。
多分ビジネスも同じです。
私がやっているのは教室業ですが、横のつながりなんて皆無です。
仲良くしている人もいません。
集客の妨げになったらイヤですしね。
だからこそ、書道団体にも所属せず、完全に独立してやっています。
ちなみにですが、私の生徒さんには、出し惜しみすることなく検定試験に関する有益な情報をお教えさせていただいています。
これは当たり前ですね。
もしかしたら将来的に、教室業というところでライバルになるかもしれないのですが、それはそれで良いのです。
むしろ生徒さんが活躍してくれて嬉しい気持ちです。
なので、安心してください。。。
という感じで、仲良くしているところを見ると、なんだか私からみたらちょっと違和感だなぁというお話でした。