教えるプロが執筆した、美文字の教科書

子どもの「なんで勉強しないといけないの?」を考える

子ども時代には誰しもが、「なんで勉強しないといけないの?」という疑問は持つでしょう。

もし私が子どもからそのような質問を受けたら、答えは「目標を叶えるため」と答えます。

ですが、今回はちょっと違った切り口で子どもの「なんで勉強しないといけないの?」について考えたいと思います。

つまるところ勉強はめんどうくさいもの、辛いもの、つまんないものだという認識がある

勉強が楽しい、やりたい!という状態であれば、ことさらに「なんで勉強しないといけないの?」と哲学的な問いは生まれないでしょう。

反対に、勉強に対してネガティブな印象があれば、その存在を否定するために「なんで勉強しないといけないの?」という問いが発生すると思います。

そういった疑問を持つ子に対していくら勉強の必要性を説いたとしても、恐らく彼らの心には響かないでしょう。

いくら必要だと聞かされても、つまんないものはつまんないのです。

つまんないこと、楽しくないことは子どもに限らず大人でもやりたくないものです。

必要なのは説得ではなく、”勉強を楽しいと思わせるための工夫。そしてその感覚を共有すること”

「勉強しないと将来困るよ」
「勉強しないと立派な大人になれないよ」
「勉強しないとあんな風になっちゃうよ」

そんなことを子どものときに言われても、言われた本人はポカーンとしてしまいます。
子どもからしたら、意味不明なのです。具体的なイメージが湧きません。

必要なのは勉強させるための説得ではなく、

「勉強ってこんなに楽しいんだよ」

と、ワクワクさせる・興味を抱かすことが大事だと私は考えます。

彼ら彼女らの中に眠る好奇心の歯車は、チョロっと回してあげるだけでしばらく周り続けてくれます。
回転がゆっくりになってきたと思ったら、また回してあげればよいのです。

あと意外に大事なのが、その”楽しい”という感覚を共有すること。

相手が喜んでいるのに自分が冷めていたら、その”冷め”が伝わっちゃいます。
せっかく回っている好奇心の歯車に水を差してしまいます。

「そんなことを言われても現実は厳しい」 そういった現実に対応するために、私たちのような学習塾がある。

学習塾とはお金をいただいて勉強を教えるところです。

しっかり勉強させる対価にお金をいただいています。

ゆえにしっかりと勉強をさせられないような学習塾は、通っていてもお金の無駄です。

(というふうに私は自分に言い聞かせています。いわば経営理念みたいなものです。他の学習塾に対しては何も思っていません。)

”楽しい”だけではダメで、”勉強”も伴っていないとダメだと思います。

「なんで勉強しないといけないの?」

まとめると、この問いは、子どもが勉強をやりたくないという思いの裏返しです。

そういった疑問を持たせる暇がないほど、勉強を楽しいと感じさせたいものですね。

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