みなさんは自分のお部屋に対して、こだわりってありますか。
例えば、
「テレビのリモコンとかエアコンのリモコンは、ここに置かれてないとダメ!」
「バスタオルはこういうふうに折り畳んで、ここに置かれてないとダメ!」
とか、他にもパートナーと一緒に住んでいる方であれば、
「なんで床に服を放置するの!ダメ!」
「ゴミが溜まったら新しいゴミ袋をセットしないとダメ!
(↑これらは想像)
みたいな、なんか自分の居住空間に対して、なんらかのこだわりとか、そうでなければならない!ってあるじゃないですか。
これって、例えば書写検定の作品を書くときも全く同じで、
例えば私の場合は、
「掲示文は、ここらへんにタイトル、内容、主催を、これぐらいの大きさで、これぐらいの太さで書かないとダメ!!」
「半紙に楷書・行書・草書の三体を書くやつは、これぐらいの大きさ、これぐらいの余白、これぐらいの太さで書かないとダメ!!!」
みたいなこだわりが、自分の中に強くあるんですよね。
ですので、「作品とは、こうでなければならない!」みたいなこだわりを持つといいんじゃないかなぁと思います。
ただそのこだわりが、書写検定に合格したいのであれば、書写検定ウケする”美”でないといけないというお話です。
”美”なんてものは人それぞれ、”美”の価値観は違うもので、必ずしも書写検定が絶対的な”美”ではないので、自分なりの”美”を追求していけば良いのです。
ただし、書における”美”とはつまり古典を指すことに間違いないので、”美”の型を知る最初のステップとしては古典をお勉強すると良いんじゃないかなぁと思います。