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なぜ小筆は消耗品と言われているのか?

小筆は消耗品といわれていますが、その理由が以下の画像をご覧ください。

上の筆が新しい小筆で、下の筆が使い古した小筆です。

穂先の長さにずいぶん違いがあると思いませんか。
もちろん同一の型番の小筆です。

使い古した小筆のほうは、穂先が短くなっている(痩せこけている)のがよくわかると思います。毛先の部分が切れて抜け落ちていって、こうなったのでしょう。

筆の一番大事な部分である命毛(筆の穂先のいちばん長い毛)がちゃんと存在しているように見えるので、まだまだ現役で使えると思っていましたが、次の画像をご覧ください。

新しいもの、使い古したものとで「を」の比較をしてみました。

新しい小筆では全体的にシャープな線質で書けたり、意図した通りに線が書けるので書いていてとても楽です。何よりあまり神経を集中せずとも、よい線が書けるのです。

しかし使い古した小筆のほうは、意図せず線がカスれたり、余計な線が入ってしまうことがあります。かなり神経を集中して(より良い線になるように)書いたのですが、それでもやはり悪い線質になってしまいます。

よく小筆は消耗品と言われているのですが、「たくさん買わせるために、小売店とかメーカーがそういうふうに言っているんでしょ」と少し斜に構えていた私ですが、確かに消耗品であることが判明しました。疑っていてすみません。

大体半紙400枚くらい書いて小筆がダメになってしまいました。期間としては3か月弱くらいです。しかし実際には、ダメになる前に交換したいものです。ですので、半紙100枚程度書いたら or 1か月くらい使ったら、新しい小筆に交換するのが一番良いかもしれません。

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