皆さんハンター×ハンターという漫画をご存知でしょうか。
私の大好きな漫画のうちの一つです。
この漫画に登場するキャラクターの一人として、コムギという目が見えない女性が登場します。
このコムギという女性は、「軍議」と呼ばれるゲームがとても強いのです。
どれぐらい強いかと言うと、国内では敵なし、と呼ばれるぐらい強いのです。
「軍議」は将棋のような、盤上でコマ同士を戦わせるゲームです。
ですので、頭を使って攻める、知略を必要とするゲームです。
コムギは、「軍議」だけは強いのですが、他はてんでダメな性格です。
本人も「軍議に生かされている」と言っていました。
さて、その「軍議」がとても強いとうわさされるコムギと、戦ってみたいと言ったのがメルエムです。
メルエムは敵で、ボスキャラみたいな強いやつです。
「どうしてボスキャラなのに、軍議みたいなゲームを?」
「素手で殴り合わないの?」
と思われるかもしれませんが、人間界を滅ぼす準備が整うまでの暇つぶしとして、軍議で遊ぼうとしたのです。
メルエムはどれぐらい強かったのか?
もともとメルエムというボスキャラは、格闘に長けていたのですが、実は頭もものすごい良かったのです。
初めてやってみる盤上のゲームは、数回戦っただけで世界チャンピオンを倒してしまうほど。
いろいろとたくさんの盤上のゲームを攻略していき、次に回ってきたのがこの”軍議”ということです。
今回もメルエムは、すぐに勝つだろうと予測されていた
軍議も例外なく、メルエムは数回戦っただけで勝つだろう、と予測されていました。
しかしこのコムギという女性は、規格外の強さでした。
何回やってもメルエムは勝つことができません。
これにはメルエム側近の兵士たちも、動揺してしまいました。
何度も何度も戦い、ついに・・・・?
ついにそのときが来ました。
違います、コムギが覚醒してしまったのです。
つまり、ただでさえ強かったのに、さらに強くなってしまったということ。
ハンターハンターという世界には、”念”と呼ばれる特殊能力があり、この特殊能力は自分のことを強化してくれるのですが、恐らくこの”念”能力を発現させてしまったものと推測されます。
紆余曲折あり、メルエムも覚醒。覚醒メルエムと覚醒コムギの最終決戦
長くなるので省略しますが、途中、メルエムも覚醒します。
この覚醒メルエムと覚醒コムギ、どちらが勝つのでしょうか。
最終決戦が始まりました。
結果、何回戦っても、それでもやはり覚醒コムギが勝ってしまいます。
長い時間、軍議で戦い続けました。
そして最後、両者は死にます。
(コムギと戦う前に、メルエムは毒に侵されていた。対戦中にその毒がコムギにうつってしまって、時間が経過したため死亡)
コムギが覚醒したときに、本人が言ったセリフが印象的
軍議でメルエムと戦っている最中、コムギは覚醒したとき、このように言いました。
「素晴らすい手が次々と洪水みたいに、頭に傾れ込んで来て、ワダす、もっともっと強くなれる…」
地方出身なので言葉が訛っているのがコムギの特徴なのですが、メルエムとの勝負を”辛い”と感じるのではなく、むしろ楽しんでいる感じがとても印象的でした。
普通、負けるのが怖くて辛い気持ちになると思うのですが、コムギはそうではないんですよね。
私はこれが”天職”だと思った
コムギにとって軍議というのは、実は家計を支えるためにやっている”仕事”でした。
でも、軍議はマイナーなゲームなので、国内でチャンピオンになっても賞金は雀の涙らしいです。
覚醒したときのコムギみたいに、
”状況を楽しめる”
”挑戦し続けることが、全然辛くない”
”なぜか次々と、色々な手が浮かんでくる”
こういう仕事が自分にとっての”天職”なんではないか?と思いました。
コムギのように、”天職”に出会えることは奇跡
もしこの世の中の人が、100%自分の天職に出会える世の中だとしたら、もっと世の中は平和になっているかもしれません。
私は書道というものに出会いましたが、もうこれ以外の天職は見当たらないように思えます。
今、覚醒したコムギと同じような状態です。
次々と色々な手が思い浮かんできます。
天職を探すために行動しなければならない
天職というのは簡単には見つからず、やはり考えたり行動して、ひたすら探し続けなければならないんですよね。
でも、やはり日々の生活というものがあるので、何かしらやってお金を稼がないといけません。
(ベーシックインカムがはやく実現してほしいですね)
現実的なのは、とりあえず自分が得意だと思うもの、辛くないことを仕事にしてお金を稼ぎつつ、自分の天職を探す、ということが良いかもしれません。
もしくは、実家で過ごせる人は実家で過ごした方がいいですよね。
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