硬筆/毛筆書写技能検定は、2級と準1級には大きな溝があり、さらに準1級と1級にはもっと大きな溝があるんですよね。
難易度的な意味です。
そうすると、2級と1級を比べちゃった日には、マリアナ海溝ぐらい深い溝があるのです。
具体的には、
・手書き文字として正しい形が厳格にみられる
・字形のキレイな組み立て方が厳格にみられる
・空間のとりかたについて厳格にみられる
大体この3つです。
2級までは多少できなくても、「まぁいいでしょう」と合格基準はユルユルなのですが、
(1級に比べれば、ユルユルという意味ですよ)
1級は多少できなかったら、「はいダメ」といってすぐ不合格になります。
この”多少できなかったら”がスゴイ難しいんですよね。
”ちゃんとできる”ためにはどうしたらいいのでしょうか。
1級合格する人は”そうしなければならない”思考になる
1級に合格する人の特徴は、”そうしなければならない”という思考になった人です。
・手書き文字として正しい形に書かなければならない
・字形のキレイな組み立てをしなければならない
・空間のことをしっかり考えなければならない
といったように、妥協しなくなる思考です。
「ちょっとくらいいいよね」という甘えた考えをしなくなります。
こういった高い意識は、しっかり作品に反映されます。
作品を見れば一発で「意識しているかしていないか」がわかっちゃいます。
良い作品に仕上げるための要素をしっかり把握できていて、しっかりそれを守ることができる、そんな人が最難関の1級に合格することができます。