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【硬筆・毛筆書写技能検定】作品の評価は、5秒で決まる。

硬筆・毛筆書写技能検定において、良い作品、つまり高得点な作品というのは、すべて共通して「ぱっと見の印象が良い」が挙げられます。

ポイントはじっくり見た時ではなく、ぱっと見た時です。

ぱっと見た時とは?

その作品が自分の視界に入ってきた瞬間です。

大体、時間にして5秒くらいでしょうか。

面接においては「第一印象が重要」と言いますが、作品の評価もそんな感じです。

作品においても、この第一印象が滅茶苦茶重要なんですね。

第一印象が小綺麗だと、ほかの欠点が霞んできてしまうのです。
(もちろん、ダメなところはしっかり減点されますよ)

作品においての第一印象、ずばり配置と字粒

最初の5秒間で読み取れる情報というのは、ほんのわずかです。

1字1字の細かい部分までは、見ることができません。

審査員はほんのわずかな時間で何を見ているのか?

それは、配置と字粒です。

●配置

・紙面(書ける枠・スペース)に対して、文字がキレイに収まっているか?
 例)文章が中心をしっかり貫けているか、左右にズレてしまっていないか
 例)上下左右の余白は、窮屈ではないか。自然な余裕を持てているか。
 例)行頭が揃っているか、行末が揃っているか。

●字粒(=文字の大きさ)

・漢字、ひらがな、カタカナ、数字、アルファベットは、文字の大きさに統一性があるか
 例)文章の前半は字粒が大きいのに、文章の後半になると字粒が小さくなってしまっていないか
 例)ひらがなが漢字に比べてやたら大きくなってしまっていないか
 例)全体的に、いきなり字粒が大きくなったり、いきなり字粒が小さくなったりしていないか

大体こういったところを見ています。

どちらかというと、最初に配置、次に字粒、っていう感じですかね。

この内容って、難しく感じますか?
多分、初心者の方でも理解できるくらい、当たり前な内容ですよね。

硬筆・毛筆書写技能検定は、この”当たり前”がしっかりできるかどうかを見る試験です。
(もちろん、これ以外にもっと見てる項目がたくさんありますよ)

今までは、当たり前ができなくても見過ごされていたことを自覚しよう

6級→5級→4級→3級→2級→1級と、ステップアップしていくにつれて、審査が厳しくなってきます。

だいたい、2級までは独学でもスムーズに合格できたりするのですが、準1級以上からは、とたんに不合格を連発します。

理由は、

「2級までは少しくらい当たり前ができなくても合格にしてあげるけど、準1級以上は当たり前が当たり前にできないとダメ」

という審査だからです。
(実際に審査員に聞いたわけではないですが、傾向として恐らくこんな感じだと思います)

なので、2級までスムーズに合格できてしまった人は、準1級以上に挑戦して不合格を連発すると、

「どこが悪いの!?!?」

となってしまうわけです。

専門用語を理解しよう

布置、章法、余白、字配り、字間、行間

このあたりが、紙面に対して上手に文字を配置したり、字粒に統一性をもたらすキーワードになりますので、作品を書く時はこれらのキーワードを意識して作品作りに励んでみてください。

特に準1級以上に挑戦される方は、必須キーワードです。

これらのキーワード無しでは不合格連発します。

ぜひ自分で調べてみてください。

まとめ

・作品の評価は第一印象で決まる
・第一印象とは、配置・字粒
・準1級以上は、必須キーワード