【硬筆・毛筆】覚えた知識を、表現できるところで表現していく

全て

覚えた知識を自分のモノにするためには、

それを表現できるチャンスがあるときにそのチャンスを逃さず、

しっかりと表現していくことが大切です。

これを繰り返していくことで、覚えた知識が自分のモノになっていきます。

自分のモノにする(上達する)ための最短ステップ

例えば、

・縦画と左払いを書くときは、起筆(打ち込み)をしっかり作る

と覚えたとします。

縦画:起筆(打ち込み)の例

縦画といえば、ほぼ全ての漢字に組み込まれている基本点画の一つです。
左払いも、よく登場する基本点画の一つです。

お手本を見て書くときや、自運(お手本なしで自分の力で書く)をする際
覚えた知識を、表現できるところでしっかり表現していくことが、自分のモノにする(上達する)ための最短ステップです。

起筆を作れるチャンスは、たくさん転がっている

という感じで、言葉にすると簡単なのですが、実際にやってみると意外に難しいんですよね。。。

私のような指導者が存在する理由

私に限らず、私のような硬筆・毛筆を教える指導者が存在する理由は単純で、

「表現をし忘れているところを、すぐに見抜き、的確に指摘できる」 から存在しています。

表現のし忘れは、時間をかければ、自分でもその”し忘れ”に気づけるタイミングがいつかきます。

その”いつか”はいつになるのかはわかりませんが、

「時間を無駄にしたくない」
「はやく上達したい」

と思う人にとって、時間を無駄にすることは本望ではないでしょう。

こういった無駄な時間を過ごさないために、

「表現をし忘れているところを、すぐに見抜き、的確に指摘できる」

私のような指導者が存在しています。

 

故に、私はいまだに教室に通って勉強している

教えてもらうことが自分の時間の節約になることを私は知っているので、私もいまだに教室に通って勉強しています。

自分で勉強すると自分のモノにするのに時間がかかってしまうものを、教えてもらうことで時間を無駄にしなくて済んでいます。

プロ意識がある人ほど、他人にお金を払って教わるんじゃないかなぁと思っています。

 

ちゃんとした指導者から教わろう

ただ注意したいのは、その指導者が表層的で浅い指導者じゃないことが大切です。

自分の知りたい専門知識について、ちゃんと教えられなければなりません。

例えば、”専門知識の提供”ということに対してお金を払っているのに、専門知識を語ろうとせず、マインドについて語りたがる人は気をつけてください。

マインドがダメってわけじゃないのですが、専門知識の提供を売りにしているのに肝心な専門知識がなく、マインドで誤魔化そうとしているのは違います。

教わる側も、その違和感に気づかなければいけないです。

「私は何に対してお金を払っているのか」って。

以上です。