【硬筆・毛筆】私が感じた成長曲線

コーチング

毛筆は2017年2月から、硬筆は2017年夏ごろから練習をはじめ、はや3年が過ぎました。

よく「小さいときからやっていたのですか?」と質問されることがあるのですが、29歳のときから始めましたので、ほんとペーペーです。すみません・・・。

それはさておき、過去を振り返り、私がどのような成長曲線をたどってきたか、それをグラフ化してみました。

今スランプに陥っている人、これから硬筆・毛筆に取り組もうとしている人の参考になれば幸いです。

まずは一般的に知られている成長曲線

一般的に知られている成長曲線は大体以下のグラフになると思います。

理想は「努力した分だけ伸びる!」ですが、現実はそう甘くなく、成長が目に見えないまま時間が経ち続け、あるとき爆発的に伸びる、といったグラフです。

この爆発的に伸びるポイントをブレイクスルーといったりするようです。

このブレイクスルーに到達するまでに挫折して辞めちゃう人がほとんどです。

逆に好きなことであればブレイクスルーに簡単に到達し、本人も「気づいたら、スゴイできるようになっていた」のようなことになっていると思います。

 

私が感じた成長曲線

私が感じた成長曲線は上記のようなものではなく、以下のようにまるで大きい階段をひとつひとつせっせと登っているような感じでした。

やっと登れた!!→しばらく停滞→やっと登れた!→しばらく停滞・・・・の繰り返し。

ですので、”努力すれば比較的すぐに結果として表れやすい”、とでも言いましょうか。

 

重要なのは、どちらにせよすぐには結果は表れないし、求めない方が良い

ベランダの植木鉢で、植物を育てているとします。

毎日欠かさず水をやることで、植物は少しずつ成長していきます。

「水を与えると成長するということは、たくさん水を与えればもっと成長が早くなる!!!!」

この考え方は正解だと思いますか。

私は植物の専門家ではないのでわかりませんが、これは違うと思います。

「肥料をたくさんたくさんたくさん与えれば成長が早くなる!!!」

これも間違いだと思います。

与え過ぎは最終的に根を腐らせます。

何事も適切な量が一番、過剰な養分はその物にとって毒となります。

薬も飲み過ぎると、ただの毒です。

もちろん、本人がちゃんと全て吸収できるなら与えても(勉強しても)良いと思いますが、そうでないなら辞めておきましょう。

指導においては、与え過ぎれば成長が早くなるということはなく、本人が一つずつ課題をクリアして着実に吸収し、腐らせないように成長させることが一番だと思っています。

 

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