【硬筆・毛筆】硬筆で文字の「正しい骨格」を覚える。毛筆で「正しい肉の付け方」を覚える。 前編

キレイな文字がキレイな文字に見えるのは、その大部分が「骨格」がキレイだからです。

人間に例えましょう。

キレイな姿勢でこの記事を読まれていますか?

キレイな姿勢とは背筋がまっすぐ伸びている姿勢のことです。
(真っすぐといっても、実際は少しS字を描いているのですが)

イスに座っている場合は、足を投げ出したりせず、しっかりと90度の角度でつま先とかかとが地面についている。

両手は太ももの上に置く。

こういった姿勢はとてもキレイに見えますよね。

文字にも全く同じことがいえます。

線がフニャフニャ曲がっていたり、伸ばすべき線がしっかりと伸びていなかったり、角を作るところが丸くなっていたり。

骨がしっかりしていないと、”だらしがない”文字になります。

硬筆を通して覚えることができるのは、「正しい骨格」です。

毛筆を通して覚えることができるのは「正しい肉の付け方」が主なので、だから習字をしていても普段の硬筆があまり上手にならないのです。

後編では、毛筆で「正しい肉の付け方」について書いていきます。

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