【硬筆・毛筆】普段の字が上手にならない理由

理由
・お手本を真似る力だけが伸びているため
 (人間コピー機としての能力が伸びている)

そうならないために
・キレイな文字の組み立て方を、”言葉で説明できるようにする”

今後ずっと目指したいこと
・”言葉で説明できる”を増やす。
  →そうすると、普段の書く字がどんどん上手になる

例)”木へん”を言葉のみで説明してみる

「”木へん”の1画目と2画目の交わりは、短い部分が長い部分に対して3分の1の長さになるように交わらせ、3画目の左払いは1画目と2画目の丁度交わった部分から左斜め45度下の方向に向けて最初は筆圧をかけて粘り、1画目の左先端のちょうど真下に位置するところでシュっと払う。4画目は1画目と2画目の交わった部分から少し下あたりから短めの点画(1画目の右先端よりは出ない)で書く」

ちゃんと”木へん”のお手本を提示して、そこに注意点を書き込むという形式であればもっとスマートな情報量で伝達できることですが、”木へん”を言葉で説明しろ!となると、こんなに長くなってしまいます。

「書道〇段だけど字が上手に書けない!」
「習字を〇年習ってたのに普段の字が下手」

とお悩みの方は、ちゃんとキレイな字の組み立て方を言葉で説明できますか。

できない、ということは、つまりそれはそれなりの字しか書けないということになります。

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