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【硬筆・毛筆】作品における”余白”について

全て

みなさんは”余白”について意識したことがありますか。

余白とは、決められた枠の中に対して文字を配置したときに出来上がった何もない空間のことなのですが、この余白に”美”を感じれるようになると、作品の完成度が一気に上がる気がします。

(何もない空間、というと多分語弊があり、一番適切な表現は、「”無い”が有る」かもしれません。)
(完全に”無い”のは、決められた枠の外の世界のことかも。)

硬筆・毛筆書写技能検定において作品を書くときも、とにかく余白が重要です。

特に、準1級、1級クラスともなれば、余白で失敗してしまうとまず合格できないと思った方がいいです。

つまり、余白に対して”美”を感じとることができないような段階では、まだ合格の段階ではないということです。
(おそらく、書くことにいっぱいいっぱいで、そこまで感じとる余裕がないのかも)

この余白の”美”に関しては、どこの書道団体もかなり重要視しています。
そして、どこの書道団体も、大体同じような余白を取り方をします。
(芸術書道分野だと、変わった余白をとるところもあります)

つまり、書きぶり(書風)に差はあれど、余白の取りぶり(?)については、ほとんど差がないのです。

そうすると、余白の取りぶりについては客観的に評価しやすい項目でもあるので、公的な検定試験においては積極的に評価していける項目ということなんですね。

書きぶり(書風)については、客観的に評価しづらい項目であるので、

・楷書の特徴
・行書の特徴
・草書の特徴

さえ満たせていれば書きぶり(書風)関係なく、結構簡単に評価されます。(と私は思ってます)

たとえば、楷書を書けといわれているのに行書っぽく書いて不合格となってしまった場合、
それは書きぶり(書風)のせいではなく単純に知識不足からくる不合格です。

書きぶり(書風)のせいなのか、知識不足のせいなのか、しっかり原因を切り分けないと不合格を繰り返します。

まとめ

・余白の”美”を感じよう
・余白を意識できると、作品の完成度が上がる
・余白は、客観的に評価しやすい項目