昔の自分も同じ状況だったのですが・・・
お手本と同じような字を書きたいと思っているのに、なぜか
「まぁこれくらいあってればいいでしょ」
みたいな思考になるんですよね。
つまり今の自分の字に妥協しちゃうということです。
特に硬筆・毛筆の1級を目指している人が、こういう思考だとまず合格しないので、気をつけてくださいね。
そういう思考なのに「合格しないんです」って言われても、私、困っちゃう。。。
レベルアップは辛い
今よりも上達するためには、やはり練習が必要で、その練習って大体辛いです。
その辛さから逃げたい・現実逃避したい現れが、この妥協する思考なのかなって思っています。
楽に上達する方法って無いんですけど、これに近い方法っていうのはあって、お手本を”見る力”を鍛えると良いと思います。
散々このブログ上でも取り上げている”見る力”。
点画と点画が交わるとき、例えば 「十」がその例ですが、
・左と右どちらが長いのか?
・上と下どちらが長いのか?
こういったことが自然に見れるようになると良いです。
ほかには「戈」の1画目は、活字だと水平ですが、手書きだと右上がりが強くなったりします。
こういった横画の右上がりの角度も自然に見れるようになると良いです。
そもそもそういった視点がないのに、上手に書こうっていうのはやっぱり難しいんですよね。
書くことばかりに囚われず、見ることにも力を注いでみましょう。