最近、玉毛(猫の毛)の筆がマイブームです。
穂先が利き、粘りのある線が書け、墨含みも良い。
イタチ/コリンスキーよりかは幾分寿命が長いそうなので、経済的。
基本的に小筆は、穂先の3分の1ほどをおろして使うといわれているのですが、私は根元まで全部おろしちゃってます。
理由は、
・根本まで墨を溜められたほうが墨継ぎの回数が少なくて楽
・洗う時に一切の墨が穂に残らないようにしたい
だからです。
初心者の方は全部おろしちゃうと書きづらいかもしれないので、穂先3分の1までをおろす感じで良いと思います。
極品 初霜 4×25(mm)
毛筆書写技能検定3級~1級の第2問漢字かな交じりを書く時に丁度良い太さになります。
筆圧のコントロールがまだ上手ではない初心者~中級者の方にお勧めです。
白玉 6×27(mm)
毛筆書写技能検定1級の第1問三体を書く時に丁度いい太さになります。
(私は提腕法で書いています)
桂 6×23(mm)
毛筆書写技能検定3級~1級の第2問漢字かな交じりを書く時に丁度良い太さになります。
ただし、上の初霜に比べて筆圧のコントロールが上手でないと、すぐに太い線になってしまうので気を付けてください。
そういう意味では上級者向けかもしれません。
私は初霜よりすごい書きやすいです。


ナムラ 日本画筆 彩色筆 中 6×22 (mm)
毛筆書写技能検定1級の第1問三体を書く時に丁度いい太さになります。
(私は提腕法で書いています)
羊毛と鹿毛の筆です。猫と比べてコシが少し強いので、そういう筆のほうが好きな方におすすめです。
しっとりとした線質になるので、私は好きです。
サイズ感的に、漢字かな交じり(小さい文字)も書けそうな雰囲気ですが、穂先が利かないので漢字かな交じりには適さないです。

飛鳥3号 7×26(mm)
毛筆書写技能検定準1級と1級の第1問三体を書く時にちょうどいい太さになります。
(こちらも提腕法で書いています)
イタチの毛を使っているのですが、イタチっぽさを感じない不思議な書き味です。
か弱い雰囲気になることなく、力強く書けますね。
自分が表現したいと思っている線がしっかり表現できるので、書いていて楽しいです。
私の中では、三体を書く場合において一番書きやすい筆です。
ちなみに穂径6ミリと7ミリの差は、たった1ミリの差ですが、全く別物になります。
http://www.tensyodo.jp/
※左メニューの「細字用」に載っています
