最近、平井堅のノンフィクションという曲の歌詞がお気に入りでして、レッスン中の待ちの時間のときに、小筆でサササっと書いています。
著作権的に全てアップするのはまずいので、一部だけ。
自分が気に入っている文章、好きな文章というのは、やはり書いていて楽しいです。
あと、お手本として書いていないときも、書いていて楽しいです。
(お手本を書くときも緊張感があって学びがあるので、そういう意味では楽しいのですが)
純粋に自分の楽しいことだけをやっているときは、大人であることを忘れさせてくれます。
楽しいことを始めるまでが実は結構億劫なのですが、始めてさえしまえば、気付いたら夜中になっていたりします。
さて、3年前の2021年5月24日に投稿した【最近の悩み】自分の字は、”若い”という記事でも触れた、字の若さについてお話したいと思います。
非常に漠然としているのですが、当時は(今もですが)、自分の字が若いということに悩んでいました。
本当に生まれたて、っていう感じの字なんですよね。
ではあれから3年、今はどうなったかというと、順調に年を取っている感じがします。
流石に3年も経てば少し年を取ることができました。
しかしながら自分はまだ満足しておらず、もっともっと年を取らせて、最終的には枯れさせたいと思っています。
枯れさせるというのは決して悪い意味ではなく、中国の孔子とか老子とか、ああいった風貌の字というか、山奥で何十年も修行している仙人みたいな雰囲気にしたいと思っています。
ハンターハンターでいえばネテロ会長やゼノみたいな、あんな感じです。
老人で強キャラって憧れますよね。
どうすれば自分の字が年を取ることができるかといえば、やはり何十年も先に進んでいる人の字(師匠の字)であったり、先人が残してきた名跡(古典)をマネするしか方法はないんじゃないかなと思っています。
つまり、何もマネをしなかったり、何からも吸収をしないようでは、字が年を取ることができないということです。
年齢を重ねるだけでは、字は年を取ってくれないです。
しかし、いかに名跡であったとしても本人の実力が足りない場合は、その名跡に込められている表現技術は絶対に吸収できないようになっていると思います。
吸収できないということは、それを表現することもできない。
つまり年を取ることができない・・・!!!
ではどうすれば自分の実力が上がるかといわれれば、これも答えは難しく、とにかく見落としていないものがないかどうか、見続けるしかないのかなと思います。
自分もずーっとこの精神で頑張っています。
「火垂るの墓」を視聴した感想が、子どものときと大人のときとで違うように、やはり同じものを見たとしても視点が増えたり次元が上昇すれば、本当に見え方が違います。
まとめますと、自分の実力を超えて見えることはなく、今見える範囲のものをマネできるようになると、自分の実力が伸びて、また新たなものが見えるようになるということです。ひたすらそれの繰り返しです。
そうすることで、自分の字が順調に年を取っていくんじゃないかなぁと思います。