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【共通点】パソコンのトラブルシューティングと、書道の添削は似ている

私の前職は、IT系のヘルプデスクをしていました。

パソコン周りの”困った”を解決するお仕事です。

例えば、

・パソコンの電源が入らない
・マウスやキーボードが動かない
・インターネットにつながらない

など。

このパソコン周りの障害を解決することを、”トラブルシューティング”と呼んだりします。

このトラブルシューティングが、とても楽しいんですよね。

とある障害が発生していたとして、その障害の原因は、AのときもあればBのときもあるし、Cのときもあります。

例えば、”パソコンの電源が入らない”という障害が発生していたとして、考えられる原因は

【本当に電源がつかない系】
・電源ケーブルがパソコンとつながっていない
・電源ケーブルとパソコンがつながっているように見えるが、抜けかかっているので認識していない
・電源ケーブルとパソコンがつながっているが、ケーブルが中で断線している
・電源ケーブルとパソコンはつながっているが、コンセントに電気がきていない

【本当は電源ついている系(軽傷)】
・電源はついているが、ディスプレイとケーブルがつながっていない
・電源はついているが、ディスプレイの電源が入っていないから電源がついていないようにみえる

【本当は電源ついている系(重症)】
・ディスプレイが故障している
・パソコン本体の基盤(マザーボード、グラフィックボード、メモリなど)に障害があるため、BIOSチェックで引っかかり、OSが起動しない

挙げたらキリがないのでこれぐらいにしておきますが、大体パっと思いつくだけでも、これぐらいあります。

「パソコンの電源つかなくて困ってます」と言われたら、これらをまずは疑います。

どこが悪いのか?どこまでは電気が通るのか?

Aか?Bか?この作業を”原因の切り分け”と呼んだりしています。

原因を切り分けていって、本当の原因を特定していきます。

書道(習字)の添削も、トラブルシューティングの連続

添削という作業も、トラブルシューティングとすごく似ています。

まずは生徒さんが書いたものを、お手本と見比べた時に、どこが悪いのかをチェックします。

例えば、”柱”

お手本が左で、
書いたものが右とします。

これを添削するときに、「最終画の横画が下に下がりすぎないようにしましょう」と添削するのは、素人の添削なのです。

そんなのは、見ればわかること。

及第点の添削は、「最終画の横画が下に下がり過ぎているから、その原因となっている縦画を短くして下に下がりすぎないようにしましょう」です。

更に良い添削は、「左側(へん)に縦画、右側(つくり)の最終画が横画だった場合、その横画は、縦画よりも上に収まるように書きましょう」です。

文字がキレイに書けなかった原因は、キレイに見えるルールを知らないことが原因で、今回のような書き方になってしまったわけです。

ですので、最後にした添削である、「左側(へん)に縦画~~~」という添削をすることが、本当の原因の特定、キレイなトラブルシューティングとなるわけです。

偉そうに語っているが、私はまだまだ未熟

まだまだ知らないことだらけです。

生徒さんが上手に書けなかったとして、

「こうすると良いよ、ああすると良いよ」

と伝えたところで、やはりその通りにできなかったりすることが多いです。

これは、私が”その人の中の本当の原因の特定”ができていないためです。

”神の一手”のような、本当の原因をビシっと一発で特定して、上手に書けるようになった!と生徒さんを導くのが、良い指導者だと思っています。

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