気分転換に芸術書道をたしなむときがあるのですが、芸術書道で一番大事にしていることは、
・とにかくぶっ飛んでる作品を書こう
・自分を開放しよう
・自分の世界を表現しよう
などなど、古典をベースにしたうえで既存の常識にとらわれない作品を書こうと心がけています。
しかし、だからといって全ての文字をグワァッ~!と、かっこよく書くのは、実は良い作品にはならないのです。
かっこいいものは、かっこよくないものがあるからかっこいいと認識できて、
逆にかっこよくないものは、かっこいいものがあるからかっこよくないと認識ができるのです。
認識ができないものは、何の命も魂も性格もこもっていないただの「線」。
様々な性格を持つものが入り混じっているからこそ全体の調和がとれて、よい作品、よい社会が築けるのだと思います。
コメント